酔いどれグアダラハラ~テキーラの名産地・テキーラ村で試飲三昧

テキーラ

グアダラハラの近くにはテキーラの名産地がありまして、今日は少し足を延ばして、酔っぱらいに来てみました。いやテキーラ大好きなんですよ。

テキーラというのは、竜舌欄という植物からつくった蒸留酒のことを指します。世界に273種類ある竜舌欄のうち、ブルーアガベという種類を使って、特別に作られたものだけを指していいます。
竜舌欄という植物はアロエ葉のような肉厚の尖った針っぽい形の葉をしていて、果肉が厚くて、緑色の鋭い葉っぱが何本も空に向かってはえています。

アガベ
このブルーアガベですが、生育にはなんと7~12年ほどかかるそうです!!ブルーアガベが開花するのは、その生涯で一度だけで、その時には茎が高さ10mほどまで延びるそうです。
花が開花し、受粉後に実をつけますが、そのときにできる巨大パイナップルの果実のようなものがテキーラ酒の素となるのです。

アガベ

このブルーアガベの果実なのですが、驚いたことに軽いもので重さ36kgもあり、大きく重いものでなんと136kgもあるというのです!ただの一つの実ですよ。

この適当な大きさになったブルーアガベの実ですが、Jima(ヒマ)という面白い名前の専門職によって刈り取られます。
刈り取られると、窯で柔らかく蒸し焼きにされ、圧搾し糖液がとりだし、その糖液に水や酵母をくわえて発酵し、のちに蒸留して濃度をあげ、熟成させます。
この工程が終わるとテキーラ酒となるわけなのですが、昔は石窯で蒸したり、臼で圧搾したりといろいろ大変だったみたいです。便利な道具に感謝です。

グアダラハラ

このグアダラハラ近郊のテキーラ村には街からツアーバスでいくことができます。現在、その景観と村は世界文化遺産に登録されていますので、撮影スポットとしても抜群ですので、是非足を延ばしてみはいかがでしょうか。

テキーラ村でしこたま飲んだ後は、余裕があったら、軽く千鳥足でグアダラハラの街の壁画を見に行きましょう。
グアダラハラ市のカバーニャス文化センターには、壁画運動の筆頭であったホセ・クレメンテス・オロスコの描いた「炎の人」という名の天井画があります。

テキーラ
壁画には赤く燃え上がったような司祭が描かれています。その司祭はイダルゴ神父として知られるメキシコ独立のために立ち上がった革命の徒です。
燃え上がるような壁画をほろ酔い気分でみていると、イダルゴが現代に戻ってきて、「くたばれガチョピン!!」といって革命時代を再現してくれるような気持になります。
ちなみにガチョピンというのはスペイン人への蔑称で、この言葉が革命の合言葉になりました。