メキシコシティ~歴史地区とソチミルコ運河を訪れる

メキシコシティ

メキシコシティに行ったら歴史地区にいかない理由はありません。メキシコには古代遺跡に関する世界遺産が11件ありますが、そのうち、メキシコシティの近郊には

1).古代都市テオティワカン
2).歴史地区とソチミルコ湖の運河
3).ソチカルコの古代遺跡地帯

があります。中でも歴史地区は一番近く、ちょっとした準備もなしで行くことが可能です。

今日は街から一番近いメキシコシティ歴史地区と南のソチミルコ湖運河を訪れてみました。
メキシコシティ

歴史地区には地下鉄やメトロブス、タクシーなどで行くことができます。今回は比較的安いメトロを使ってみました。
歴史地区ではかなりの距離を歩くことになるので、ホテルのタクシーを使って行った方が断然楽なのでオススメです。

メキシコシティ歴史地区は、スペイン人に征服されるまでこの地で勢力を誇ったアステカ王国の首都テノチティトランの中央神殿があった場所であり、その後スペインによる征服の覇を広げる中枢となった場所でもあるので、いつの時代もメキシコの要所になってきた場所です。

歴史地区の中心には、植民地支配の活動拠点となった壮大な国立宮殿とソカル(中央広場)とカテドラル(教会)があり、それを見るだけでも行く価値あります。
メキシコの大小ある都市は、こうしたカテドラル(教会)とソカロ(広場)を中心に、街が広がっている構造な場合がおおく、歴史地区はその超々々巨大バージョンといった感じです。
王宮の中には激動のメキシコ史に関する壁画が描かれ、メキシカン・バロック様式の大教会のスケールには圧倒されること間違いありません。

カテドラルのすぐ近くでは今も、古代アステカ王国の遺跡の発掘が地下でおこなわれています。
なぜ、地下なのかというとアステカ王国の首都テノチティトランの中心は、今は無きテスココ湖の西岸にある小さな島にあって、スペインからの征服者たちは、各地の反民族勢力とともにアステカ王国を滅ぼした後、これら神殿の廃墟の上に今のメキシコシティの中枢を築いたからなのです。
だから現在でも多くの遺跡が残る地下で発掘がおこなわれているというわけなのです。

歴史地区を訪ねた後は、ソチミルコ運河に向かいました。

ソチミルコ

ソチミルコ運河はメキシコシティの郊外にあるので、地下鉄と路面の電車を乗り継いでいくことができます。
四方を山々に囲まれたメキシコの盆地の水事情は、昔から複雑で、運河ではそうした昔の人々の苦労を垣間見ることが出来ます。
特にチナンパ農法という方法で畑作がおこなわれていたことが知られています。

チナンパ農法というのは沼地に水草を何層にも敷いて、その上に盛土をしていき、常作の畑とする方法を指します。
盛土には湖底の栄養たっぷりの泥土がつかわれ、畑は生産性に高かったといわれています。
ソチミルコ運河では、黄色や赤やピンク色の鮮やかな船に乗って、当時の運河と農地跡を楽しむことができます。人懐っこい地元メキシコ人の出店や商店が出ていて、コロナでも買って、飲みながら船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。