オアハカ盆地歴訪~モンテアルバン、オアハカ博物館、イエルベ・エル・アグア

オアハカ

オアハカはメキシコ高原地域から南にある広大な盆地地域です。テオティワカン遺跡のあるメキシコ高原同様、オアハカ盆地も非常に古い歴史を持っています。

オアハカ

このオアハカ盆地で定住が始まったのは、紀元前1500年より前といわれています。
オアハカ盆地の中にはそれぞれエトラ、トランルータ、グランデという3つの地方があります。
この広大なオアハカ地域は農耕や集団形成に適し、中でも紀元前500年に中央の高台山にサポテカ人がつくった有名なモンテアルバンの遺跡はこのオアハカ盆地統治における重要な拠点であったと考えられています。
なので、オアハカ盆地にはいくつも遺跡がありますが、モンテアルバンははずせません。
ツアーに参加していってみましたが、高台からの盆地の景色は、期待以上のものです。やっぱり高台からの景色というのは平原から見た時よりも壮大で、写真撮影にももってこいでした。

モンテアルバン見学が済んだら、ぜひオアハカ博物館へと足を延ばしてみてください。丸一日では足りませんので注意してくださいね。

モンテアルバン
博物館のオススメは美しい翡翠(ひすい)の仮面や黄金の装飾品です。テクノロジー全盛の現在でも、こんなに人々が惹きつけられるのですから、当時のサポテカ人やオアハカ盆地の住人には絶大な効果があったのではないかと思います。
ぜひとも一つ持って帰りたいものです。

さらにオアハカ盆地の当時の暮らしに思いを馳せたい人には、エスノボタニカル・ガーデン(ehtnobotanical garden)もオススメの場所です。
園内には巨大なサボテン類が沢山あります。メキシコ人は生食でサボテンの実を食べるくらいですから、昔はもっと大事な植物だったのかもしれません。園内ではガイドもついてくれますから安心です。

オアハカ盆地の東側のエトラ地区にはサラド川という川が流れていまして、その奥のミトラ遺跡のそのまた奥に、イエルベ・エル・アグアという山間の綺麗な泉があるんです。泉の中に入ることもできますので、旅疲れの身体を癒すにはもってこいです。
岩肌が滝のような流線を成していて、それもまた見事な風景の一部になってくれます。これでメキシコ美人が泉に一緒に入ってくれたなら・・・一人旅は時に寂しくもあるものです。

風景

研究者の間では、この泉や底から流れ出る水が、かつてはオアハカ盆地でつかわれた灌漑用の水とその供給源であったのではないかとわれています。
しかし、近年の研究では、この地域の水は、塩分濃度が極めて高く、もしかしたら塩の産地であったのではないかという見解も出てきているようで、研究者の間でも意見がわかれているようです。
オアハカ市内には色彩豊かな建物やおみやげもありますので、街歩きにももってこいです。ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。